後援会誌『とみい』は橋蔵さんの後援会が発足すると同時に刊行され始めました。
後援会の会員数は最盛時には１万人を超えていたといわれています。
紙面はスナップなどの写真が９ページ。本文２０ページ。活版印刷で印刷されていました。
本文は橋蔵さんの挨拶、近況報告、撮影スナップなどのほか、ファンの投稿による「批評・感想」、「とみいサロン」、「会員名簿」、「ペンフレンド募集」といった記事なども載せられています。
特に「批評・感想」は映画を見たファンの率直な意見が述べられ、手放しの賛辞だけでなく、演技への厳しい指摘なども書かれています。読んだ小説の映画化を橋蔵さんで、といった希望が寄せられていたり、ファンの熱い思いが伝わってきます。
今となっては貴重な資料です。
皆さまにも本文を読んでいただきたいのですが、文字が小さいですね。
『とみい』のオリジナル自体が長い年月が経っていて、紙は黄ばみ、文字はかすれて薄くなっているのです。画像で処理すると、紙と文字の明度にほとんど差がなく、読みづらいものとなっています。
編集段階で拡大してみるのですが、定位置に収めようとすると、小さくなってしまうのです。
パソコンはだめでも、スマホやタブレットだったら拡大してみることができますか？
横向きにＵＰすると、幾分拡大して掲載できるようなので、文章のページは横向きに載せてまいります。首を曲げて読んで、痛みが出ませんように。休み休み読んでくださいね。
３１年１１月以降の『とみい』は「とみい館」をご覧ください。
後援会誌『とみい』昭和３２年１０月（欠）
後援会誌『とみい』昭和３２年９月（第２巻３号）
後援会誌『とみい』昭和３２年８月（第２巻２号）
後援会誌『とみい』昭和３２年７月号（第２巻１号）
後援会誌『とみい』昭和３２年６月号（第１２号）
ｐ３０～３１「会員名簿」（略）
後援会誌『とみい』昭和３２年５月号（第１１号）
後援会誌『とみい』昭和３２年３月、４月（欠）
後援会誌『とみい』昭和３２年２月号（第８号）
後援会誌『とみい』昭和３２年１月号（第７号）
後援会誌『とみい』昭和３１年１２月号
映画批評や会員名簿まで載っていて、当時の様子がうかがえます。
今回は後援会誌の様子を知っていただきたく、全ページ掲載しました。
次号からは個人情報にあたる部分などは必要ないと考え、削除していきます。
